『家族を生み出す〜台湾をめぐる国際結婚の民族誌』(春風社)を出版された横田祥子さんをお迎えしてご自身の著作について語っていただきました。
【著作概要】
台湾では1980年代以降、仲介業者の斡旋による国際結婚が2000年代後半まで一大社会現象となってきた。「人身売買」と非難された国際結婚は、どのような社会背景や仕組みの下で成立してきたのか。当事者たちは何を求めて結婚・移住に踏み切るのか。台湾と女性の出身地の一つであるインドネシアでのフィールドワークに基づき、結婚移民と家族を描く。
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【ゲスト:横田祥子 プロフィール】
滋賀県立大学人間文化学部准教授。専門は社会人類学、地域研究。 主な著書に『歴史家の案内する滋賀』(共著、文理閣、2021年)、『社会問題と出会う』(共著、古今書院、2017年)、『交錯する台湾認識:見え隠れする「国家」と「人びと」』(共著、勉誠出版、2016年)などがある。
【インタビュアー:松田ヒロ子 プロフィール】
神戸学院大学現代社会学部准教授。Ph.D in History (オーストラリア国立大学) 学歴・経歴の詳細はhttps://researchmap.jp/hirokomatsuda