第97回 師田史子さんインタビュー『日々賭けをする人々〜フィリピン闘鶏と数字くじの意味世界』

慶應義塾大学出版会 2025年



今回は2025年に慶應義塾大学出版会より出版された『日々賭けをする人々〜フィリピン闘鶏と数字くじの意味世界』の著者である師田史子さんにお話を伺いました。インタビュアーは鶴見太郎さんです。

【著作概要】
フィリピンにおいて賭博は、政治家から市井の人々に至るまで、社会のあらゆる階層に深く埋め込まれている。本書は、フィリピン社会の日常的な賭博実践、とりわけ闘鶏と数字くじに注目し、日々賭け続ける賭博者たちの姿を鮮やかに描き出していく。なぜ彼らは賭けるのか、賭けを通じた世界にはどのような意味が付与されているのか。「運」によって自らを世界と相関しようとする賭博者たちの思考と実践を通して、「賭ける」ことの意味を探究する。


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【ゲスト:師田史子 プロフィール】

1992年神奈川県横須賀市生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助教・博士(地域研究)。専門は、文化人類学、フィリピン地域研究。フィリピンを中心としたギャンブル実践を調査し、「賭ける」という行為の意味を探っている。著書に今回紹介した『日々賭けをする人々:フィリピン闘鶏と数字くじの意味世界』(慶應義塾大学出版会、2025年)。


【インタビュアー:鶴見太郎 プロフィール】

1982年岐阜県神岡町(現飛騨市)生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻准教授・博士(学術)。専門は、歴史社会学、ロシア・ユダヤ人、イスラエル/パレスチナ、エスニシティ・ナショナリズム。主な著書:『ロシア・シオニズムの想像力:ユダヤ人・帝国・パレスチナ』(東京大学出版会、2012年)、『イスラエルの起源:ロシア・ユダヤ人がつくった国』(講談社、2020年)、From Europe’s East to the Middle East: Israel’s Russian and Polish Lineages(共編著、ペンシルベニア大学出版局、2021年)