一帯一路は何をもたらしたのか

中国問題と投資のジレンマ

勁草書房 2021年年



公共施設に投資して経済を活発化させる構想として注目を浴びている中国の一帯一路構想。しかしこの構想は、既存の国際秩序を揺るがし、投資先で債務の罠を生じさせるのではないかと懸念を呼んでいる。本書では、これらの問題は、どの程度、中国の国内問題の延長線上にあり、そして投資先の国々では一帯一路が現地の文脈に取り込まれ、国内問題としてどのように変遷を遂げているのかを分析する。


【著者:廣野 美和 プロフィール】

立命館大学グローバル教養学部准教授。オーストラリア国立大学(ANU)国際関係学科でPhD(国際関係学)を取得後、ノッティンガム大学英国研究理事会研究員、およびアジア太平洋研究所副所長などを経て、現職。カンタベリー大学(2007)、ANU(2008)、ケンブリッジ大学(2011)、同志社大学(2016)でも教鞭をとり、中国社会科学院民族人類学研究所(2003-2004)、北京大学(2003-2004)で訪問研究員、ハーバードケネディースクールでフルブライト研究員(2018-2019)を務める。専門は国際関係論、中国外交など。主な著書に、Civilizing Missions: International Religious Agencies in China (Palgrave MacMillan, 2008), China’s Evolving Approach to Peacekeeping (Routledge 2012), Cultures of Humanitarianism: Perspectives from the Asia-Pacific (The Australian National University, 2012)など。


【インタビュアー:松田ヒロ子 プロフィール】

神戸学院大学現代社会学部准教授。Ph.D(オーストラリア国立大学) 経歴の詳細はhttps://researchmap.jp/hirokomatsudaを参照。