宇田川彩 それでもなおユダヤ人であること ブエノスアイレスに生きる〈記憶の民〉 重いリュックを背負って、しなやかに歩む! 旧約聖書の時代からディアスポラとして暮らしてきた彼らが、今もユダヤ人であり続けるのはなぜか? ある場所からの出立は、ユダヤ史において繰り返されてきた光景であっ... 続きを読む 2021年3月17日
上水流久彦 帝国日本における越境・断絶・残像 人の移動 モノの移動(二冊) [人の移動] 国境なき越境、その実像を「人」から探る。内地と外地を厳しく分けながらも一体化をはかる強大な国家権力。複雑な境界線が入り混じる中で、統治下の台湾・朝鮮そして満洲まで軽々と渡りゆく人々もいた... 続きを読む 2021年3月10日
佐々木一惠 Redemption and Revolution American and Chinese New Women in the Early Twentieth Century 20世紀初頭、アメリカ合衆国が帝国主義勢力として台頭していく中、大学教育を受けたプロテスタントのアメリカ人女性たちが次々と宣教師として海を渡りました。その主要な目的地の一つが中国でした。彼女たちはいわ... 続きを読む 2021年3月3日
山本和行 自由・平等・植民地性 台湾における植民地教育制度の形成 台湾の近代的教育制度は、いかなる歴史的条件に規定され、「植民地性」を帯びたものとして形成されるに至ったのか。本書では、台湾が日本の植民地となった1890年代に日本「内地」の教育界で議論されていた、教育... 続きを読む 2021年2月24日