李里花 朝鮮籍とは何か トランスナショナルの視点から 【著作概要】 朝鮮籍とは、植民地期朝鮮から日本に「移住した」朝鮮人とその子孫を分類するために、戦後の日本で創り出されたカテゴリーである。朝鮮民主主義人民共和国の国籍を意味するかのように使われることがあ... 続きを読む 2021年6月16日
橋本みゆき(編) 猿橋順子 髙正子 柳蓮淑 二世に聴く在日コリアンの生活文化 「継承」の語り 在日2世の生活文化の実践や意味づけの語りを通じて、在日コリアンの世代間関係およびエスニシティの動態に迫る。3つのインタビュー事例を読み物風に編集した「生活文化ものがたり」(第1部)と、社会学、社会言語... 続きを読む 2021年5月5日
中山 大将 サハリン残留日本人と戦後日本 樺太住民の境界地域史 サハリン残留日本人とはいかなる経験をした人々なのか。境界変動は住民にいかなる影響を与えるのか。外交文書、市民団体資料、聞き取り調査を基に〈国境と国民の時代〉を境界変動・住民移動・国民再編という観点から... 続きを読む 2021年4月14日
上水流久彦 帝国日本における越境・断絶・残像 人の移動 モノの移動(二冊) [人の移動] 国境なき越境、その実像を「人」から探る。内地と外地を厳しく分けながらも一体化をはかる強大な国家権力。複雑な境界線が入り混じる中で、統治下の台湾・朝鮮そして満洲まで軽々と渡りゆく人々もいた... 続きを読む 2021年3月10日
山本和行 自由・平等・植民地性 台湾における植民地教育制度の形成 台湾の近代的教育制度は、いかなる歴史的条件に規定され、「植民地性」を帯びたものとして形成されるに至ったのか。本書では、台湾が日本の植民地となった1890年代に日本「内地」の教育界で議論されていた、教育... 続きを読む 2021年2月24日